広島県にある平和公園とオアフ島にあるパールハーバー国立記念公園が29日(木)、姉妹公園とする協定を締結した。
29日(木)に東京の米国大使館で行われた式典で、ラーム・エマニュエル駐日大使と松井一実広島市長は、オアフ島の真珠湾国立記念碑と広島の平和記念公園との間の姉妹公園協定に署名。エマニュエル駐日大使は「今回の姉妹公園協定は、最も憎むべき敵であっても、最高の友人になれることを象徴しているようなものです。 かつて対立の場であった両公園は、今では和解の場となったのです」とコメントしている。
米国の公園と日本の公園が姉妹公園協定を締結するのは今回で2例めで、2016年にゲティスバーグ国立軍事公園と岐阜関ヶ原古戦場記念館の間で姉妹公園協定が締結されていた。
なお、今回の姉妹公園協定締結によって2つの公園は今後、歴史的建造物や景観の復元に必要な資料、観光運営に関する経験などの共有を図るとともに、交流事業などにも取り組む予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ