オアフ島ノースショアのワイアルア地区にある旧ワイアルア製糖工場の煙突の一部が、安全上の問題によって撤去されることが明らかになった。
ワイアルア地区のランドマークでもある旧ワイアルア製糖工場は、1900年代初頭から同地区あり、製糖工場閉鎖後も同地区の歴史を象徴する建物として知られていたものの、2019年に市当局から亀裂、金属剥離、金属の錆びなど、安全性に関する懸念が指摘されていた。
旧ワイアルア製糖工場を保有しているワタムル・プロパティー社は「市のガイドラインと広範な工学研究に従って、煙突が地域社会にとって安全であると考えられる方法で、できる限り煙突部分を残すような方法で撤去作業を行っています」とコメント。煙突の大部分は取り壊して撤去するものの、38フィートの部分は保存する予定であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ