HECO(ハワイ電気局)では、電力使用量が少なくなるの時間帯に電気料金を安くする「時間帯別電灯」の試験導入の開始を前に、同プログラムに参加する17,000の顧客をランダムに選択したと発表した。
今回試験的に導入される時間帯別電灯は、顧客に電力使用の一部を日中の非ピーク時間にシフトさせ、全体的なエネルギー消費量を削減することを目的としており、オアフ島では、9:00~17:00までの電気使用料金が1キロワットあたり19セントとなるものの、17:00~21:00までは1キロワットあたり57セントとなり、21:00~翌5:00までは1キロワットあたり38セントとなっている。
なお、同試験プログラムに参加することが決定した15,000の個人顧客と1,700の法人顧客には今後通知が行われ、10月1日より「Shift and Save」と呼ばれる1年間の試験運用がスタートする予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ