マウイ島ラハイナ地区で大規模な火災が発生

2023.08.09

日刊ローカルニュース

ハワイ諸島では8日(火)、ハリケーンドーラの影響で強風が吹き荒れ、マウイ島各地では林野火災の火の手が拡大。島西部にある人気観光スポットでもあるラハイナ地区では、林野火災の拡大に伴う大規模な火災が発生したことが確認されている。

沿岸警備隊は8日(火)22:50頃、ラハイナ地区の沖合で火の手から逃れようとして海に飛び込んだ数十人の人々を救出したと発表。州当局も、沿岸警備隊がラハイナ地区のメインストリートであるフロントストリートのビーチとラハイナ小型ボート港にヘリコプターとボートを派遣して周辺にいた住民の救出活動を行ったとしている。

9日(水)7:00の時点で、ラハイナ地区の火災による被害状況の全貌は判明していないものの、ソーシャルメディア上には、フロントストリート周辺で火の手が上がり、歴史的な建物も多いラハイナ地区が炎に包まれている様子が確認されているほか、フロントストリートのビジネスオーナーであるアラン・ディッカー氏は「ラハイナの歴史地区で次々と店が炎上していくのを見ました」とコメント。今回のマウイ島での林野火災は、ハワイ史上最悪の自然災害になっているとみられている。

マウイ郡の広報担当者は、ラハイナ地域で大規模な避難に加えて複数の建造物火災があったことは確認されているものの、風が弱まるまでラハイナでの火災被害の全容を確認することは難しいとしている。

なお、マウイ島ではラハイナ地区のみでなく、クラ地区やキヘイ地区でも林野火災が発生。数千人の島民が避難を余儀なくされているほか、ハナ地区をのぞくすべての公立校が休校となっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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