ハワイの大手航空会社であるハワイアン航空は、マウイ島からオアフ島への避難を希望する訪問者や在住者向けとして、片道$19の格安航空券の販売を行っている。
マウイ島では、壊滅的な火災の発生を受け、当局がマウイ島に滞在していた数千人の訪問者の避難支援を実施。オアフ島アラモアナ地区にあるハワイ・コンベンション・センターでは、自宅に戻ることができない被災者の受け入れとサポートなどを行っているほか、ダニエル K イノウエ国際空港からコンベンション・センター行きのシャトルバスを20分おきに運行している。
また、マウイ島ではカアナパリパークウェイに面したホエラーズビレッジで、避難希望者向けのシャトルバスを運行。マウイ島の訪問者はホエラーズビレッジから直接カフルイ空港へ移動できるほか、マウイ島在住者は島中心部にあるシェルターへ移動できるとしている。
当局では、島内にある限られた資源を住民支援に充てるため、訪問者に対しラハイナとマウイを完全に離れるよう勧告。ハワイアン航空では、より多くの人々が迅速にマウイ島を離れることができるよう、$19の格安航空券を販売するとともに、マウイ島への旅行を予定していた人々に対して、すでに購入している航空券のキャンセルや変更などにも柔軟に対応するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ