マウイ郡当局は、島の西側へのアクセスを制限するため、対象者に対して特別なプラカードを配布すると発表。14日(月)よりケオプオラニ公園とナピリ公園にてプラカードの配布を開始したものの、プラカード配布場所に人が集まりすぎたとして、配布開始数時間でカードの配布が中止する事態となった。
マウイ郡警察は、プラカードが受け取れるのは、西マウイ在住者などに限られているものの、不要不急ではない人々や訪問者など、カード受け取り対象ではない人々を含む、数百台の車両が配布場所周辺に長蛇の列を作るなどしたため、プラカード配布数時間でプラカードの配布を中止することになったとコメント。カードの再配布時期については、追って通知するとしている。
当局では、プラカードの発行対象者について、西マウイ地区在住者、西マウイにあるリゾートの関係者、救急などの初動対応要員、医療関係者、復旧工事作業員、マウイ郡当局関係者、物資輸送者、ボランティアなどに限定。プラカード発行には、西マウイ地区在住者の場合は、西マウイ地区の住所が記載された運転免許証か州身分証明書、または西マウイ地区居住者であることを証明できる公共料金の請求書などの書類の提示が必須となっているほか、リゾート関係者は会社発行の有効な雇用証明書が必須となっている。また、ボランティアの人々には72時間有効なプラカードが発行されるとしていた。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ