ハワイ州のグリーン州知事は15日（火）、被災地により多くの援助を届けるための取り組みの一環として、ラハイナバイパスを段階的に再オープンすると発表。毎日6:00～22:00にすべてのドライバーがラハイナバイパスを利用できるとしている。

グリーン州知事は、22:00～翌6:00の深夜のみ、ラハイナバイパスを利用できるのはその地域の在住者、通勤者またはボランティアの人々のみとしているものの、そのほかの時間帯は誰でもラハイナバイパスを利用できるとコメント。ただし、幹線道路は開通するものの、歴史あるラハイナの町は立ち入り禁止のままであり、一般の立ち入りは制限されると強調している。

なお、マウイ郡によると、ラハイナでは死体探知犬を伴う復興チームが最も被害が大きかった地域の約32％を捜索。火災で死亡が確認された人のうち4人の身元が正式に確認されたと発表。現在も被害者の懸命な捜索を行っているとし、行方不明者がいる家族に対し、毎日10:00～20:00にカフルイ・コミュニティセンターにオープンしている郡の家族支援センターに問い合わせるよう呼び掛けている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ