FBI(連邦捜査局)は25日(金)、大規模火災で行方不明とされた388名うち、100名以上の無事が確認されたと発表した。FBIでは24日(木)に行方不明とされる388名の実名を公開。市民に情報提供を求めていた。
当局関係者は、行方不明とされていた100名以上の無事が確認できたのは朗報ではあるものの、依然数百名の人の安否確認には数日から数週間かかる可能性があるとコメント。さらにマウイ警察署長のジョン・ペルティエ氏は、火災の激しさから、回収された遺体の一部は複数の遺体が混合しているものである可能性もあり、今後、科学捜査活動が継続するにつれて犠牲者数は間違いなく変化だろうとしている。
なお、当局によると、ラハイナの火災地域での捜索は99%が終了したほか、海中での捜索も50%が終了。海中から遺体は見つかっていないものの、携帯電話などの多くの私物が回収されたとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ