ハワイ緊急管理局は28日(月)、9月1日(金)に予定されていた毎月恒例の警報サイレンテストを中止すると発表した。警報サイレンテストは通常、毎月最初の営業日の11:45に実施されている。
当局では、当初、ラハイナで亡くなった人や行方不明になった人たちへの世界的な祈りと追悼の瞬間として15分間にわたって警報サイレンテストが行われる予定となっていたものの、サイレンを鳴らすと行事が中断されるほか、被災者や犠牲者となった人の関係者などに苦痛が生じる可能性があるという懸念があるため、9月の警報サイレンテストの中止を決定したとしている。
ただし、警報サイレンテストは実施されないものの、テレビやラジオでの緊急警報システムのライブ音声放送テストは通常どおり行われるほか、10月2日(月)には通常の警報サイレンテストが実施される見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ