ラハイナのバニヤンツリーに再生の兆し

2023.09.01

日刊ローカルニュース

8月8日(火)にマウイ島で発生した大規模な火災によってダメージを受けた樹齢150年のバニヤンツリーで、再生の兆しが確認されたことが明らかになった。

州土地天然資源局によると、火災から数日後、ボランティアが給水車を利用し、数時間ごとに数百ガロンの水をバニヤンツリーに注水。その後、マウイの樹木医、造園業者、ボランティアなどが、空気、水、栄養素を樹に取り込むのを助けるため、土壌に大きな穴を掘るエアレーションと呼ばれるプロセスを行うなどしてバニヤンツリーのケアを続けている。

造園請負業者のクリス・イモンティ氏は「先週採取されたバニヤンツリーの根のサンプルから、根に新しい生命が宿っているようだという非常に良いニュースを得ることができました」とコメント。関係者が樹の生存のために行ってきた取り組みが前向きな結果につながっているとしている。

ラハイナ地区にある樹齢150年のバニヤンツリーは、ラハイナのシンボルとして知られているほか、アメリカ国内でも最大のバニヤンツリーとみなされており、イモンティ氏は「私たちはラハイナに希望を与えるために、この木を取り戻すことに全力で取り組んでいます。 この先に何が起こるかは分かりませんが、誰にとっても新たな始まりになると思います」と語っている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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