マウイ郡当局は、8月8日(火)の火災で大きな被害が出ているラハイナ地区の最新地図を掲載した「Maui Recovers」というウエブサイトを立ち上げている。
ウエブサイト「Maui Recovers」では、ラハイナ地区の立ち入り禁止エリアを赤色、安全にアクセスできるエリアを緑色でマーク。7日(木)の時点で、安全にアクセスできるのは、ケアウェストリートの北側にあるラハイナゲートウェイのビジネスやウォルグリーンの敷地内のビジネスなど、パーセル5Dと5Hへのアクセスは可能であることが示されている。
マウイ島緊急事態管理庁暫定長官のダリル・オリベイラ氏は「一部の地域は、アクセス可能になるまで長い時間がかかる可能性がありますが、我々は一日も早く住民の皆さんが自宅へ戻れるよう努めています」とコメント。公衆のアクセスの安全を確保するため、郡は残りの構造物の一部の安定性を評価するために構造技術者と建築検査官を導入する予定であるとしている。
なお、ラハイナ地区では現在も被災地から有毒廃棄物の除去作業が行われており、当局関係者は、収集された誘導区廃棄物などは米本土へ輸送されるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ