ハワイ火山観測所は10日(日)、ハワイ島のキラウエア山の噴火活動が再開したと発表。キラウエアの火山警戒レベルをオレンジ色の「警戒」から、赤色の「警報」に引き上げている。キラウエア山では今年1月と6月にも噴火が起きていて、今回の噴火は今年3回めとなる。
ハワイ火山観測所によると、噴火は10日(日)15:15頃にスタート。ハレマウマウ火口の底に亀裂が入り、その亀裂から溶岩流が流れ出す様子が確認されたとしている。
当局では、今回の噴火活動がいつ収束するかは不明であるとしながら、噴火活動は火山国立公園内に限定されており、現時点で周辺の居住地域に脅威を与えることはないとするとともに、今後も噴火活動の推移を注視していくとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ