ハワイ州のグリーン州知事は8日(金)、大規模な火災によって一般のアクセスが制限されているマウイ島西部に関し、火災発生から2カ月後となる10月8日(日)には、観光客が島西部の大部分の場所にアクセスできるようになるとの見解を発表した。
グリーン州知事は「多くの人から、マウイ島西部へのアクセスを観光客に再開する適切な時期はいつになるのかといった質問を受けますが、この質問に対する簡単な答えはありません。しかし私たちがマウイの経済を支援し、人々の雇用を維持すれば、人々はより早く癒され、マウイでの生活を続けることができると思うでしょう。島西部の大部分への観光客のアクセスを許可することは、災害によってあらゆる面で大きな影響を受けたマウイ島の家族や企業に復興の希望をもたらすことを目的としています」とコメント。州知事は、観光自粛要請の解除はマウイ島西部の経済回復に役立つだろうとしている。
マウイ島では、火災発生後より観光客が激減。ハワイ州観光局関係者は、マウイ島の一部は現在もアクセスできなかったり、観光客の受け入れが困難な状況にあるものの、島のほかの場所は問題ないほか、経済的な支援が必要であるとして、訪問者に対し、マウイ島南部などを訪問するよう呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ