ホノルル市当局では、約350万ドルを投じて進めていた新しいパーキングメーター「スマートパーキングメーター」の設置プロジェクトが完了したとして、週明け18日(月)より、パーキングメーターの違反取り締まりを開始すると発表した。
当局関係者は、18日(月)までに、島内にあった古いクレジットカードメーターはすべて、新しい技術を使った太陽光発電の新しいメーターに置き換えられるとコメント。新しいパーキングメーターは、クレジットカードや硬貨での支払いだけでなく、AppleペイやGoogleペイなどでの支払いが可能となっているほか、Park Smarterアプリとも連動していて遠隔でも駐車料金の支払いが可能となっている。また、駐車時間が過ぎた場合や、支払いが行われていない場合にはメーターが赤く点滅すようになっており、駐車違反している車両の取り締まりがより確実に行うことができるとしている。
オアフ島内では、今年1月に無線通信事業者のベライゾンがシステムを4Gにアップグレードした後、市内の古い無線クレジットカードメーターがオフラインになり、島内にある約2,200台のパーキングメーターでのクレジットカードでの支払いが不可となり、市は約170万ドルの収入が失われたとしていた。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ