マウイ郡当局は15日(金)、ラハイナ地区で発生した大規模火災に関し、これまでに公表していた死者数115名を97名に修正すると発表した。
当局では、死亡者数が当初より減少した理由として、当初発表された死亡者数は、遺体安置所に届けられた遺体袋の数などの推定に基づいていたもので、 回収された遺体の中には人間以外の遺体も含まれていた事例なども確認されたためと説明。マウイ検視官のジェレミー・ステュエルプナゲル博士は、災害による死者数が修正されることは珍しいことではなく、今後も死亡者数が修正される可能性があるとしている。
なお、当局によると、97名の死亡者のうち、現時点で正式に身元が判明しているのは74名で、すでに50名の遺骨が家族のもとに返還されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ