オアフ島チャイナタウンのマウナケア通りで35年にわたって営業しているロースト肉店「ナム・フォン(Nam Fong)」が、24日(日)に閉店することが明らかになった。ナム・フォンは、1988 年以来、ローストポークやチャーシュー、醤油チキン、ローストダックなど、ジューシーな香港風の肉料理を切り分けて提供する店舗として親しまれていた。
ナム・フォンのオーナーのツンさんは閉店の理由をリタイアするためと説明「過去35年間、ほぼ毎日、朝2時に起きて、たき火でローストした肉を販売してきました。懸命な努力が成功につながりましたが、多くの家族の時間を犠牲にしてきました」とコメント。オーナーの妻のディー・グオさんも「夫は30数年にわたって楽しむことができなかったクリスマスや新年を子どもたちを過ごすのを楽しみにしています」と語っている。
なお、ツンさんは店舗を売却予定で、売却する際にはオリジナルのレシピをすべて公開し、新しいオーナーに引き継ぐつもりだとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ