UH（ハワイ大学）のラスナー学長は、火災によって大きな影響を受けているラハイナルナ高校の12年生に対して、1学年分の学費を奨学金として提供すると発表した。

ラスナー学長は「ラハイナルナ高校の12年生の生徒たちは、高校生活がスタートした9年生の時に新型コロナウイルスのパンデミックに直面し、さらに今、彼らとその家族は、家、仕事などを失うという想像を絶する困難に直面しています。私たちは、これらの学生とその家族に少なくとも一つの明るい兆しを作り、彼らがより良い未来への道が見えるように支援するために、これらの奨学金を提供します」とコメントしている。

なお、今回提供される奨学金は、UHシステムの10キャンパスのいずれかに在籍するフルタイムおよびパートタイムの学生の授業料、手数料、書籍、必需品をカバーするもので、2023年8月7日にラハイナルナ高校に12年生として登録していた約190名の全生徒が対象となる。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ