水道局が、オアフ島で発生した海軍の水道システムによる汚染水問題の対応によって増大しているコストをカバーするため、水道料金の10%値上げを検討していることを明らかにした。
オアフ島レッドヒルでは、16日(月)より燃料漏れによって水質汚染問題を引き起こした燃料貯蔵施設から燃料を抜き取る作業がスタート。水道局のチーフエンジニアであるアーニー・ラウ氏は「現時点で、私たちが行っているのは、監視井戸の設置と調査井戸の設置です。汚染水問題発生以降、まだ3つの井戸が閉鎖されており、万が一に備えてこれらの井戸を交換することなどを検討しており、それらのコストを賄うためにも水道料金の値上げが必要と考えています」とコメントしている。
なお、水道局の理事会は来月利上げについて最終決定を下す可能性があり、値上げ案が承認されれば、来年2月より水道料金の値上げが実施される見通しとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ