ハワイ州当局は21日(土)、オアフ島2カ所で社会に出回る銃を減らすことを目的とした銃器の買取イベントを開催。約500丁の銃器が回収されたことが明らかになった。
21日(土)10:00~15:00に、オアフ島ダウンタウンのパンチボウル通りにあるキナウハレとファリントン・パークウェイにある運輸局のワイアナエ企業基地ヤードにて行われたイベントでは、自動小銃、半自動小銃、ゴーストガンなどに対して$200、ハンドガン、ライフル、ショットガン、バンプストック、グロックスイッチなどの銃器にに対しては$100分のフードランドのギフトカードが買い取り金として提供され、当局関係者は、ゴーストガン、アサルトライフル、サイレンサー付きの銃、ネジ付き銃身とサイレンサー付きのピストル、ショットガンなど、あらゆる種類のライフルや拳銃を含む各種の銃器が持ち込まれ、少なくとも500枚のギフトカードが配布されたとしている。
なお、今回のイベントでは、銃器を持ち込んだ人に対して身分証明書の提示や持ち込みに関する質問などは一切行われず、法執行省のジョーダン・ロウ局長は「銃の買取イベントは、銃による暴力から住民を守り、地域社会の安全を守るための継続的な取り組みの一環です。このプログラムで、誤射や銃による自殺だけでなく、あらゆる銃による暴力も防ぐことができるようになることを目指しています」とコメント。今後、州内各地で同様の銃器の買取イベントを開催したいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ