マウイ郡のビッセン郡長は23日(月)、西マウイ地区への訪問者の受け入れプランについて、再開時期を段階的に前倒しすると発表。11月1日(水)より、マウイ島西部の残りの地域で正式に観光客の受け入れを再開する予定であると明らかにした。
西マウイ地区での訪問者の受け入れ再開プランは、10月8日(日)よりスタート。当初の予定では、10月8日より3段階にわけて訪問者の再受け入れを実施するとしていたものの、ビッセン郡長は今回、マヒナからマウイ・カアナパリ・ヴィラズまでとロイヤル・ラハイナ・リゾートからハイアット・リージェンシーまでの2つの地域の再オープン時期を統合を決定。郡長は「「避難し影響を受けている家族の住居確保等に関して懸念があることは承知しているが、赤十字とFEMAは観光業の再開が回復中の住民に悪影響を与えないよう取り組んでいます」とコメントするとともに、訪問者の受け入れ再開に向けた対応について、訪問者の再受け入れについては前向きなコミュニティーに感謝するとしている。
なお、火災のよって大きな被害を受けた西マウイ地区では、現在も避難民が長期で居住できる住居を探す中、EPA(米観光保護庁)の職員による有毒物質の除去作業などが行われている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ