州農務局は、10月11日(水)にハワイ島ワイコロア地区で、同島初となる害虫のサイカブトムシ(coconut rhinoceros beetle)が確認されたと発表した。
当局によると、10月11日(水)に住民が朽ちかけたヤシの木の切り株から大きなサイカブトムシの幼虫5匹を発見。その後、当局職員が幼虫が見つかった地域周辺を調査し、罠を仕掛けたとしている。
なお、サイカブトムシは、ハワイ諸島に生息しているヤシの木の種子のほか、バナナやタロ、パイナップル、サトウキビなどにも悪影響を及ぼす害虫として知られており、2013年にオアフ島で初めてその存在が確認され、当局が繁殖拡大を防ぐべく様々な対策を講じている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ