マウイ島ラハイナ地区で人気を集めていたエンターテイメントショーの「オールド・ラハイナ・ルアウ」が、11月4日(土)と5日(日)に、ラスベガスで2日間の特別ショーを行うことが明らかになった。
オールド・ラハイナ・ルアウは、1986年より約400万人を魅了してきた人気ショーだったものの、8月のマウイ島の大規模火災後より休演。ルアウ会場は奇跡的に火災による被害を免れたが、火災によって約400名の従業員の半数が自宅や財産をすべて失っている。
オールド・ラハイナ・ルアウの関係者は「火災によって多くの従業員が被害を受けたほか、私たちの姉妹会社の一つであるザ・フィースト・アット・レレを含む4つの建物も失いました。今回のラスベガスでのショーでは、サウスウエスト航空がスタッフの旅費を全額負担してくれたほか、OHAが生花のレイの製作費や送料を負担してくれており、このようなショーを開催できる機会を得ることができ、スタッフ全員がとても興奮しています。ショーの再開までにはまだまだ時間がかかりますが、従業員とコミュニティの準備が整うまで待ち、時が来たらショーを再開させることができるでしょう」とコメントしている。
なお、11月4日(土)と5日(日)にラスベガスで行われるショーの収益はすべて、ハワイコミュニティ財団のマウイストロング基金へ寄付される。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ