オアフ島ミリラニマウカ地区で31日(月)に発生した山火事は、2日(木)の時点で約1,100エーカーが焼失。鎮火率は約30%に留まっており、現在も当局が上空から火災現場に水を散布するなど懸命な消火活動を行っている。
当局によると、ミリラニマウカ地区の山火事は現在、ミリラニ地区の集落から約3マイル離れた場所で延焼中で、火災による建物への被害や市民に対する避難勧告などは行われていないものの、風下の地域に煙と灰による影響が出ており、当局では、呼吸器系に疾患のある住民に対し、N95マスクの着用やエアコンを使用し屋内で過ごすよう促している。
なお、当局は、米国の魚類野生生物調査員が間もなく島に到着し、火災に関する調査を開始する予定であると発表。今回の山火事の原因調査を開始するにあたり、市民からの情報提供を求めるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ