マウイ島の被災者への思いやりを示す特製ピンが登場

2023.11.05

日刊ローカルニュース

壊滅的な火災によって被害を受けたマウイ島に訪問者が戻ってくるのに合わせ、マウイ島のコミュニティでは、マウイ島住民への思いやりの気持ちを持って接してもらいたいとの願いを込めた特製のピン「マラマ・マウイ・ピン」が登場している。

今回、西マウイの在住者とマウイ商工会議所、マウイホテル宿泊協会、ラハイナタウンアクション委員会、西マウイ納税者協会、マウイバケーションレンタル協会などの協力から生まれた特製ピンは、ピンクのハイビスカスとティの葉のデザインとともに「聞かなかったことにマハロ - マラマ・マウイ」とのメッセージが刻まれている。

「マラマ・マウイ」はハワイ語で、「マウイへの思いやり」を意味しており、特製ピンの唯一の目的は、訪問者にマウイ島住民に対し、火災のトラウマ体験について尋ねないよう視覚的な合図を提供することで、住民を支援する環境を確立することとなっている。

マウイ商工会議所のパメラ・タンパプ氏は「「住民も訪問者も、火災の影響を受けたすべての人に敬意を払いたいと考えており、多くの住民や仕事に復帰した人たちが火災の影響について話し合ったり、体験談を共有したりする準備ができていないことを理解しています。 マラマ・マウイ・ピンは、ピンを身に着けている人たちのプライバシーを尊重し、最善のケアを行う方法について、私たち全員に指針を与えるために作成されました」とコメントしている。

なお、マラマ・マウイ・ピンには、ピンを身に着けている人が自身の経験をなんらかの形で乗り越えようとしている可能性を示しており、ピンを身に着けている人のプライバシーを尊重し、被災者側から始めない限りはその人の経験や火災について尋ねない、ピンを身に着けている人が心を開くことに決めたら、思いやりのある聞き手になることなどのガイドラインが定めれている。

参考:KITV4

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