ハワイ州当局では、今後数日間にわたってハワイ諸島で強風が吹く可能性が高いとして、市民に対して注意を呼び掛けている。
気象予報士のティム・バーチャード氏は「月曜日以降、今後数日間は時速80~55マイルの突風が吹く可能性があると予想されており、屋根の屋根板を飛ばしたり、木の枝を落としたりする可能性があります。また、乾燥してる地域では火の手が上がった際に火が広がりやすく火災にも注意が必要です」とコメント。今後数日間は、屋外にクリスマスの飾りつけを行うことや、焚火をすることなどはおすすめしないとしている。
なお、オアフ島では10日(金)の夜、カピオラニ公園内にあった樹齢100年以上のキアヴェの樹が倒木。当局が約36トンの木材の撤去作業を行った。当局では、キアヴェの樹が倒れて理由は不明としているものの、今後、突風によって倒木被害などが発生する可能性があるとして、職員を待機させて警戒を強めているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ