マウイ島南中央部にあるケアリア池の水がピンク色に変色していることが明らかになったことで、数千人の人々が同池を見学に訪れていることが明らかになった。
国立野生生物保護区によると、先週末だけでも1万人以上がケアリア池を訪問。ピンク色をした池の様子を見学したとしている。
専門家は、ケアリア池の水がピンク色に変色している原因として、干ばつにより池の塩分濃度が上昇し、塩分濃度の高い水域で見つかる一種の高度好塩菌が発生したことによって引き起こされているとの見方を示しており、今後、池のある地域に雨が降った場合には、状況が変化する可能性があるとしている。
当局では、すでに水質調査のために池の水のサンプルがハワイ大学に送付。同大学では提供された水のサンプルからDNA配列などの調査を進めている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ