オアフ島アラモアナ地区にある19階建てのコンドミニアム「ウッドローズ・コンドミニアム」で30日(木)9時ごろ火災が発生。ホノルル消防局が消火活動を行った。
当局によると、火災が発生したのは14階にある1401号室で、45人近くの消防署員が消火活動を行い、最終的に火元となったユニットを含む3ユニットが被害を受けたとしている。なお、火災発生現場となった1401号室の住民は火災発生時には留守だったほか、同ユニットの上の階や下の階のユニットの住人も留守で無事だったほか、同コンドミニアムに居住している98歳の男性が避難する際に切り傷を負ったとして治療を受けたものの、そのほかの負傷者は確認されていない。
なお、火災の原因については現在調査中となっているが、ウッドローズ・コンドミニアムはホノルル市が高層住宅に対してスプリンクラーの設置を義務付ける前に建設された建物だったためスプリンクラーがなく、手動の火災警報器が設置されているだけだったことが明らかになっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ