ハワイ州は小売店での窃盗被害が全米で4番めに多い州

2023.12.10

日刊ローカルニュース

フォーブス誌が発表した最新データで、ハワイ州は全米で4番めに小売店での窃盗被害が多い州であることが明らかになった。

ホノルル警察(HPD)は、州内での商業強盗の発生件数は減少傾向にあるものの、万引きの発生件数は増加し、その件数は全米トップレベルになっていると発表。とくに、複数の実行犯が一斉に押し入るスマッシュ&グラブという窃盗が増加傾向にあるとしている。

ハワイ小売業者のティナ・ヤマキ氏は「被害にあった小売業者は警察に通報して検察が起訴を行いますが、窃盗は非暴力犯罪であることが多く、最終的に裁判官が刑務所が過密状態であるとして収監されることがないため、犯罪者が野放しのような状況になっています」とコメント。当局に対し、さらなる対策を求めるとしている。

いっぽうワイキキの改善地区協会は、市当局が犯罪者をワイキキに立ち入らせないというイニシアチブをとっているため、ワイキキでの窃盗被害は減少傾向にあると主張。ワイキキでは地理的制限というものがあり、裁判官が犯罪者に対してワイキキへの立ち入りを禁止を言い渡せるほか、警察が立ち入り禁止となっている人物をワイキキ内で発見した場合には前科が付く可能性がある。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top