ハワイ州当局では、年末年始に打ち上げが行われる違法花火の取り締まりの一環として、違法花火の恩赦プログラムを約20年ぶりに実施すると発表した。
郡当局、州当局、連邦政府のパートナーシップで行われる違法花火の恩赦プログラムは、12月17日(日)10:00~14:00に、カカアコ地区やワイパフ地区などの消防署で、爆竹や線香花火、噴水花火、癇癪玉、打ち上げ花火、ローマ花火など、ハワイ州内で違法とされている不要な違法花火の持ち込みを受け付けるというもので、当局関係者は「違法花火が自宅などに保管されている場合、火災などの原因になる可能性もあります。安全に新年を迎えるためにも不要な花火を当局に持ち込んで処分してもらいたい」とコメントしている。
なお、当局は違法花火の恩赦プログラムに花火を持ち込む際の注意点として、花火を車のトランクまたは後部座席に置き、当局関係者が車内から花火を持ち出すまでドライバーは車内に留まる必要があるとしているほか、違法花火持ち込みの際には、当局から花火に関する質問などは一切行わないとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ