西マウイの仮処分場設置に数百名の住民が反対

2023.12.27

日刊ローカルニュース

マウイ島の数百名の住民が26日(火)、オロワル地区のホノアピラニ・ハイウェイ沿いで、同地区で建設が進められている仮処分場に対する抗議活動を行った。

オロワル地区では、8月の大規模火災で出た瓦礫を含む廃棄物の仮処分場の設置が進められているものの、仮処分場の設置反対派の住民は「火災現場から運び込まれる瓦礫などには有毒な成分が含まれている可能性も高く、処分場から周辺地域に人体や環境に悪影響を及ぼす有毒物質が流出する可能性があります」とコメント。オロワル地区の仮処分場は恒久的な処分場ではないものの、将来的に仮処分場から恒久的な処分場になる可能性もあり、火災後に出た廃棄物の処分方法等に関しては時間をかけて検討すべきであると主張している。

一方、マウイ郡通信・広報部長のマヒナ・マーティン氏は「ラハイナの町の沿岸水域が火災の灰による影響を受ける前に、早急に灰の除去に取り組む必要があることは明白です。オロワル地区の処分場は一時的な仮処分場で、恒久的な処分場の場所はまだ決定していません」とコメントするとともに、ラハイナ地区から搬出される灰には、亡くなった方の遺灰も混在している可能性も高く、瓦礫等を島外へ搬出することを望まない住民もおり、瓦礫などを処分するのに完璧な場所はないとして、住民に対し理解を呼び掛けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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