州観光局が発表した最新データで、日本からハワイを訪れる訪問者数が増加傾向にあり、当局はハワイ州の観光業に明るい兆しがみられるとしている。

最新データによると、先月ハワイに到着した日本からの訪問者は6万3,000人弱で、これは2022年11月から142％増となったほか、日本からの訪問者が州内で11月に消費した金額も昨年同時期の2倍となる9,500万ドルで、当局は、2024年にはさらに日本からの訪問者数が増加するとの予想を明らかにしている。

ハワイ観光局理事会のムフィ・ハネマン議長は「おそらく今後も日本からの訪問者数は増加し、2024年には2019年度の訪問者数の70～80%、つまり約100万人の観光客が戻ってくる可能性があるとの楽観的な見方もあります」とコメント。ハワイ大学旅行産業学科のジェリー・アグルーサ教授も、日本市場には需要があり今後も日本からの訪問者の増加傾向は続くだろうとの見方を示している。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ