ハワイ州のグリーン州知事が気候変動対策費として、ホテルの宿泊税の増税などを検討していることが明らかになった。
州知事は、気候変動対策費の確保のため、ホテルの宿泊税を少なくとも1%増税するか、ホテルのチェックイン費として$25を徴収する案の導入を検討。新たな増税により、将来の山火事を防ぐ取り組みを含む気候変動対策に少なくとも年間1億ドルが生み出される可能性があり、新たな資金は、ハワイ島のワイコロア地区や西オアフ島など、森林火災の高リスク地域への防火帯の建設、消防団の強化、警報システムの設置などに充てられる可能性があるとしている。
なお、今回の州知事の提案は、17日(水)よりスタートする本年度の議会で審議される予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ