オアフ島各地では8日(月)、ハワイ諸島上空を通過した寒冷前線の影響により、強風と大雨による被害が多発。島内各地で浸水被害や停電などが確認された。
当局によると、オアフ島西部のマカハ地区などでは大雨によって道路が冠水したほか、西オアフ地区やノースショア地区など、島の広範囲で大雨による停電が発生したとしている。
このほか悪天候の影響で島内に電力を供給している太陽エネルギーシステムでの電力確保量が低下。HECO(ハワイ電気局)は、太陽エネルギーシステムのバッテリーエネルギー貯蔵システムをフル充電することができず予備発電容量が不足しているとして、8日(月)夜、島内各地で計画停電を実施している。
なお、ハワイ諸島では9日(火)も悪天候が続く可能性があり、当局では、大雨と強風による大規模な洪水や地滑り、道路の閉鎖のほか、家屋への被害の発生の可能性などに備えるよう住民に呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ