州土地天然資源局は、オアフ島ノースショアの住宅所有者2人に海岸線違反でそれぞれ100万ドル近くの罰金を科すと発表した。
今回、当局から罰金を要求されてるのは、ノースショア地区ププケアのサンセットビーチ近くのケヌイロード沿いに住んでいる2名の住宅所有者で、住宅周辺の海岸浸食対策として、当局が繰り返し中止を命じたにも関わらず、無許可で防潮堤を建設したり土嚢を設置したため、罰金を課すことになったとしている。
オアフ島のノースショア地区の海岸線などでは、地球温暖化による海面上昇のため海岸浸食の問題が深刻化。海岸線に建つ家屋の多くは砂の堤防の上に建てられていて、将来的に堤防がなくなる可能性に直面しており、一部の住宅所有者は当局の対応を待たず、防波堤の建設などの対策を行っていた。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ