ホノルル市のブランジアーディ市長は1日(木)、オアフ島内で建設が進められている鉄道システム「スカイライン」の新たな建設費として、7億4,400万ドルを投じる全額助成協定を承認した。
オアフ島の鉄道システムでは、2012年に連邦交通局から15億ドル以上が提供される予定となっていたものの、2017年に連邦当局側が鉄道建設、計画、管理などに対する懸念から、資金の一部の支払いを一時停止としていた。
ブランジアーディ市長は「米連邦交通局(FTA)による承認を獲得し、修正された全額補助金協定を認証したことは連邦当局とのパートナーシップにおける重要なマイルストーンとなります。 この重要なステップは、カカアコのシビックセンター駅までのスカイラインの初期段階を完了するための道を開くことになるでしょう」とコメント。
なお、今後、新しい契約に基づいて、1億2,500万ドルが直ちに利用可能となり、残りの資金は4段階に分けて提供される見込みで、今回の新たな資金投入によって、スカイラインがシビックセンター駅まで敷設できるようになるとみられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ