ハワイ州内にある公立学校11校に火災警報器が設置されておらず、さらに12校では火災報知器の修理が必要となっていることが明らかになった。
教育局が明らかにした最新の報告書によると、オアフ島の8校、ハワイ郡の1校、マウイ郡の1校、カウアイ島の1校で火災警報器が作動していないほか、カパラマ小学校などでは、6年前から火災警報器が故障しており、教育委員会では、昨年8月に発生したマウイ島の火災を受け、州内の公立校での火災報知器の設置に関する優先順位をつけることを要望している。
これに対し教育局側は、現在取り組んでいる約40件の火災警報プロジェクトに支払うには約5,000万ドルが必要であると試算。州議会に対し、今後5年間にわたり年間1,000万ドルの資金提供を求めるとしている。また、当局によると、州内の全256校で火災報知機に関するシステムに関する調査等を実施。現時点で約70%が完了したとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ