ハワイ州上院議会は6日（水）、歩行者が横断歩道がない場所を横断する行為であるジェイウォークを非犯罪化とすることを目的とした法案SB2630を可決した。

今回上院で可決された法案SB2630では、交通事故を引き起こす差し迫った危険がない場合、歩行者が道路を横断することを許可するほか、スピード違反で捕まった運転手に少なくとも100ドルの罰金を課すことなどが求められており、今後、ハワイ州下院で同案を可決するか否かの検討が行われる予定となっている。

ハワイ・アップルシード・センター・フォー・ロー＆エコノミック・ジャスティスが6日（水）に発表した報告書によると、ハワイ州の警察は、過去5年間にジェイウォークの違反者に対して400万ドル近くの罰金を科しているものの、最終的に支払われた罰金はその4分の1程度となる90万ドルほどだったことも明らかになっている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ