ハワイ州農務局では、米本土の一部の地域で高病原性鳥インフルエンザに感染した牛が確認されたとして、牛の輸送を制限すると発表した。なお、現時点でハワイ州内で鳥、家禽、家畜、その他の動物種への高病原性鳥インフルエンザの感染は確認されていない。
当局によると、高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認されているのは、テキサス州、カンザス州、ニューメキシコ州、アイダホ州、オハイオ州、ミシガン州の乳牛で、今後、新たに高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認された地域がでた場合には、同様に輸送制限地区として追加されるとしている。
ハワイ農業委員会のシャロン・ハード委員長は「動物疾病管理局はこの状況を注意深く監視しており、ハワイの家畜を保護するためにこれらの制限を設けています」とコメント。すでに牛だけでなく、高病原性鳥インフルエンザ感染に関与している地域および州からの家禽および鳥類の輸入を制限を行っているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ