ハワイ島のハワイ火山国立公園は4日(土)、キラウエアカルデラ南部と東部地溝帯上部の間などで1日に360回以上の地震が観測されているとして実施していた、公園内の一部の区域で通行止めなどを解除すると発表した。
当局関係者は、先週は数千回にわたる地震が観測されたものの、キラウエア内の地震活動が8時間にわたって大幅に減少したため、地震レベルは通常の範囲に戻ったと思われるとコメント。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを含むすべての公園エリアでの規制を解除するとしている。
火山国立公園当局では先週、マグニチュード1から3までの地震を多数観測。キラウエア山頂や火山国立公園内の上部東部地溝帯の下で噴火が発生する可能性があるとして、安全対策のために公園内のクレーター・リム・ドライブなどで一時的な通行規制を行っていた。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ