州当局では、2025年5月7日より、18歳以上が飛行機に搭乗する際や連邦政府関連の建物に立ち入る際などに、身分証明書として使用する州発行の運転免許証やステートIDに星型のマークの記載された「リアルID」の提示が必要になるとして、市民に対し来年5月7日までに星形マークが提示されたリアルIDを取得するよう改めて呼び掛けている。
当局によると、2024年5月の時点で、ホノルル市と郡で発行された650,000 を超える運転免許証の約92%がリアルIDとなっており、当局関係者は「市民の大多数がすでに連邦保安基準を満たすリアルIDを取得しており、2025年5月7日直前に大混乱を引き起こすようなことはないと思われます」とコメントしている。
なお、リアルIDを取得する必要がある人は誰でも、運転免許センターで予約を入れることができるほか、リアルIDが提示できない場合は、パスポートや永住権保有者が持つグリーンカードなど、別の証明書の提示で引き続き空港や連邦政府の建物などへの立ち入りが可能となっている。
参考:KITV4