アラスカ航空が、昨年マウイ島で発生した大規模火災の被災者180名を対象とした特別無料航空券付きの特別ツアーを催行すると発表した。

アラスカ航空では今回、7月11日から14日にマウイ島の被災者180名を対象としたスペシャルツアーを催行。ツアーには、アラスカ航空の無料航空券のほか、マリオット・インターナショナルとディズニーが提供するカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドの2日間のパーク・ホッパー・パスとホテル宿泊費が含まれている。

ハワイ州のグリーン州知事はマウイ島では現在も451世帯がホテルでの仮住まいを続けており、「大規模な火災後、多くのマウイ島の被災者がストレスやトラウマを抱えたままです。何か特別な出来事によってそのトラウマを少しでも和らげることができると思います」とコメントするとともに、7月のスペシャルツアー催行までに、大半の被災者世帯の人々が長期間にわたって安心して住める住宅に入居できていることを望むとしている。

なお、アラスカ航空では7月の特別ツアーのほか、2025年まで毎月180枚の無料航空券を配布すると発表。無料チケットを希望する被災者は、helpmaui.orgで申請するか、ネイティブハワイアン推進評議会のカコオ・マウイ・リソースセンターで直接申請する必要があるとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ