ハワイ州保健局では、州内の新型コロナウイルスの感染率が上昇しているとして警戒を強めている。
当局の新しい呼吸器疾患追跡システムによると、州内での新型コロナウイルスの検査陽性率は9%強で、4月第1週から6%以上増加しており、当局側は、州内での新型コロナウイルスは現在、黄色または中程度の活動レベルにあり、これは過去の傾向に基づいて予想されるよりも高いレベルでウイルスが循環していることを意味するとしている。
当局では、州内でのインフルエンザとRSウイルスの活動レベルは、緑または低レベルのままとなっているものの、州全体での急性呼吸器疾患は中程度となっているとして、市民に対し、ワクチン接種を受けることや体調が悪い場合は家にいること、他の人がいるときはマスクを着用することなど、感染予防を行うよう推奨するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ