ハワイ火山観測所は3日(月)、ハワイ島のキラウエア山の噴火活動が再開したと発表。キラウエアの火山警戒レベルをオレンジ色の「警戒」から、赤色の「警報」に引き上げている。
ハワイ火山観測所によると、噴火は3日(月)0:30頃にスタート。今回の噴火発生箇所は、ハワイ火山国立公園内のキラウエア山頂カルデラの南約1マイル、コアエ断層系とヒリナパリロードの北。観測所は、同地域で最後に噴火が発生したのは1974年12月で、その際の噴火活動はわずか6時間程だったとしている。
当局では、今回の噴火活動がいつ収束するかは不明であるとしながら、噴火活動は火山国立公園内の南カルデラ内に限定されており、現時点で周辺の居住地域に脅威を与えることはないとするとともに、今後も噴火活動の推移を注視していくとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ