最新の調査データで、ホノルル市の住宅価格が高騰しており、一般庶民にとって手が届かないほど高額となっていることが明らかになった。

最新データによると、ホノルルの住宅価格の中央値は現在、平均所得の10.5倍となっており、住宅価格が平均所得の約4倍ほどとなっている全米の住宅価格が手ごろとされている他都市と比較すると非常に高額で、一般市民には手の届かない価格帯となっているとしている。

専門家は「住宅価格は一般的に世帯収入に応じて上昇するものの、サンフランシスコ、ホノルル、オークランドなどでは住宅販売価格が家計所得をはるかに上回って上昇しています」とコメント。手が届かない市場の台頭は、中流階級にとって実存的脅威にほかならないとしている。

なお、全米で「あり得ないほど手が届かない」とされる住宅市場は、ホノルルのほか、サンフランシスコとサンノゼを含むカリフォルニア州内の都市となっている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ