NOAA(アメリカ海洋大気庁)は、約2年前にマウイ島で保護した5歳のモンクシールが新たな安住の地へ移送されたと発表した。
同庁によると、今回新たな住処へ移送されたモンクシールは、2年前に釣り針に引っ掛かり栄養失調状態で保護されたモンクシールのRL72で、マウイ島で保護された後、ハワイ島カイルアコナ地区にあるモンクシールの医療施設で治療と飼育を受け、今回、ホノルルから約1,500km北西に位置するレイサン島へ移送されたとしている。
なお、レイサン島はサンゴ礁に囲まれた無人島で、200頭以上のモンクシールが生息する地域として知られている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ