ハワイ火山観測所は6日(土)20時過ぎ、ハワイ島でマグニチュード4.1の地震が発生したと発表した。
米国地質調査所によると、6日(土)20:47ごろにキラウエア山の南側斜面を震源とする地震を観測。そのほかにも、20:51、20:53、20:55にもマグニチュード2から3.3の地震が観測されたほか、21:19にもマグニチュード2.2の地震が確認されたとしている。
当局は今回の地震に関し、ハワイ島のプナ地区などの住民数人から揺れを感じたとの通報があったほか、当局の地震ウェブサイト「ハワイ火山観測所」のページには、ハワイ島全域から700 件を超える回答が寄せられたとものの、地震による津波などの発生は確認されず、建物やインフラへの被害も報告されなかったとほか、地震によってキラウエア山やマウナロア山への明らかな影響も確認されていないとしている。
なお、当局では7日(日)にも引き続き余震が続いており、今後、地震活動や地殻変動の大幅な増加は新たな噴火につながる可能性があるものの、現時点で噴火が差し迫っている状況ではないとするとともに、島民に対し、今後しばらくは余震に注意するよう促している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ