ホノルル市当局は、オアフ島カピオラニ大通り沿いにあった旧東海大学ハワイ校の建物を低価格の住宅とするプロジェクトに取り組んでおり、すでに21のホームレス家族が入居し、支援サービスを受けていることを明らかにした。
市当局は、東海大学ハワイ校のほか、ハワイ・パシフィック大学の施設としても利用されていた19階建てのモイリイリのビルを2022年に取得。同建物には、108戸のワンルームマンションのほか、商業施設やオフィススペースが併設されており、住宅としてだけでなく、ロイヤル・ハワイアン・バンドの新しい本拠地としても活用されている。
関係者は、すでに入居している21家族のほか、今後新たに5世帯が入居予定で、夏の終わりまでには施設は満員になる見込みとなっているほか、残りのユニットは地域の平均収入の60%以下の世帯に限定された手頃な価格の住宅として使用される予定であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ