ハワイ火山観測所は、ハワイ島のキラウエア山周辺で、過去24時間で500回以上の地震が観測されていると発表した。
当局によると、25日(木)午前中までに観測された約500回の地震のうち、マグニチュード3.0以上の地震は12回観測され、そのうちもっとも揺れが大きかったのは、マグニチュード3.9の地震だったとしている。なお、これらの地震による建物被害や負傷者などは確認されていない。
USGSの科学者によると、7月15日から24日の期間に、キラウエア火山の南東部でマグマの蓄積が進んでいることを示す地形の膨張や変形などが確認されており、当局では今後も火山の状況を注視するとしている。
なお、国立公園への来園は通常通り可能となっているものの、当局では公園を訪問する際には、事前に最新情報を確認してから出かけてほしいと呼び掛けている。
参考:KITV4