HECO(ハワイ電気局)は31日(水)、オアフ島の一部の地域で計画停電を実施する可能性があるとして、市民に対して注意と理解、節電への協力を呼び掛けている。
HECOによると、オアフ島最大の独立系発電所で31日(水)午後1時ごろに地下パイプが破裂。メンテナンス中の他の発電ユニットの再起動に取り組んでいるほか、日中の発電不足を補うため、太陽光発電システム、利用可能な風力発電、バッテリーエネルギー貯蔵システムなどを稼働させるものの、破損したシステムの修復には最大で3日間ほどかかるとみられており、31日(水)~2日(金)の3日間、電力の使用量が増加する夜間に一時的な計画停電が必要になる可能性があるとしている。
HECO関係者は「31日(水)の夜は、市民の節電協力や作業員がカヘ発電所で発電資源の追加増強に取り組んだことなどから、計画停電を回避することができました。しかし、発電量と需要のバランスをとるために、顧客は島のさまざまな場所で約30分間の計画停電に備える必要があります」とコメント。明日2日(金)までは、計画停電が実施される可能性があるため、市民に対して引き続き節電に協力してもらいたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ