ハワイ州教育局は、州内で運行されるスクールバスの運転手が不足しているため、100以上のスクールバスの路線が一時運休になると発表した。
当局によると、一時運休となるのはオアフ島の中央部と東部で運行される108路線で、スクールバスを利用する約2,900名の生徒が一時運休による影響を受けることになるだろうとしている。
当局関係者は運転手不足に関し、昨年度、175名のスクールバスのドライバーが辞職。今年度スクールバス路線の人員をフルにするには、推定87人の運転手の雇用が必要となっているとしているとするとともに、「全国的なスクールバス運転手不足は引き続き学校に影響を及ぼしており、特別支援を受けている生徒向けのバスサービスを継続できるように、バス路線を一時的に削減する必要があります」とコメントしている。
なお、オアフ島の学生には、スクールバスの代わりに市バスが利用できるようバスパスが無料で提供されるとしたほか、スクールバスの運休に伴い生徒の送迎を行うことを余儀なくされている保護者に対し、走行距離の払い戻しとすでに支払っているスクールバス代の返金に関する情報を記載した通知を保護者に配布するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ